白い天使の抱擁

白い天使の抱擁

大木病院の看護婦・松井冬子は、同じ病院の若き外科医・谷精一郎と愛し合っていた。谷は腕のたつ優秀な医師で出世の野望を持っていた。二人はデイトの帰りに、車で青年をはねてしまう。大事にはいたらず友人の病院に入院させた。数日後、理事長の娘・久美子が入院し、主事医として谷が選ばれた。出世のチャンスだ。取り入ろうとすると久美子が誘惑し、二人は激しく求めあう。冬子は石田との示談を谷に頼まれ交渉するが、石田は示談金のほかに看護やデイトを要求する。地下道で詩集を売ったりもしている石田は、得体の知れない男だが、これまでにあったことのない奇妙な魅力に少しづつ魅かれていく自分を感じる冬子だった。示談書に捺印した晩、二人は結ばれた。二人ともこれが最初で最後であるということを知っていた。石田と別れた冬子は、谷のマンションを訪れるが、谷は久美子と一緒だった。逃げるように冬子はマンションを出る。久美子の病状は深刻で、余命は数ヶ月だった。このことを知った冬子の絶望から、ある計略を図るのだが…。

制作年:1972年 / 製作国:日本
キャスト
片桐夕子、続圭子、原英美、谷本一、小松鉄男
スタッフ
監督:藤井克彦

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