真空地帯

真空地帯

野間宏の実体験に基づく同名小説を、山本薩夫が監督し映画化。軍隊内部に蔓延する暴力、いじめ、理不尽な命令などを描いた、一種の反戦映画と言えよう。原作は毎日出版文化賞を受賞している。
 士官の財布を盗んだとして、木谷は陸軍刑務所に二年間服役。出所した木谷は軍の内務班に復帰した。班の内部では班長をはじめ古参兵たちが、初年兵をいじめていた。特に一等兵の會田は大学出ということもあり、日常的に暴力を受けていた。しかし木谷だけはそんないじめには加担していなかった。會田は木谷に好意を寄せ親しくなるが、木谷が野戦送りの人員に選ばれることを知ってしまう。木谷が刑務所へ送られたのも、野戦送りの人員に選ばれたのも、すべては派閥争いによるものだった。

製作年:1952年 / 製作国:日本
キャスト
木村功、利根はる恵、神田隆、加藤嘉、下元勉、西村晃、岡田英次、金子信雄
スタッフ
監督:山本薩夫

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