ソ満国境2号作戦 消えた中隊

第30回直木賞候補になった井手雅人の小説『地の塩』を「野良犬」でコンビを組んだ菊島隆三と黒澤明が脚色し、多くの作品の撮影を担当してきた三村明が初めて監督した戦争ドラマ。辰巳柳太郎や島田正吾など新国劇のメンバーが総出演している。 昭和十六年、黒竜江をはさんでソ連領と相対する監視哨に香川大尉が着任する。前任者の岸中尉は地元民と交流するなど温厚だったが、規律を重視する賀川は厳しい訓練を課すのだった。賀川はある日、司令部参謀の新田中尉や部隊参謀の藤倉中佐たちによる密談をたまたま耳にしてしまう。それはソ連に謀略を仕掛け、ソ連との戦争を今すぐ始めるべきという内容だった。
製作年:1955年 / 製作国:日本
キャスト
辰巳柳太郎、河村憲一郎、松本悟郎、大山克己、清水彰、石山健二郎、東大二郎、茂木昇二郎、寺津四六、島田正吾、島崎雪子、菊野明子、山村くに子、沢耕二、畑中蓼坡、田中旦治、初瀬乙羽、マルカロフ、岡田映一、伊藤勇、飯田徹、小村俊明、梅原道子、岡泰正、宮島誠、野村清一郎、吉田柳児、宮本曠二郎
スタッフ
監督:三村明
【Gyao】